ジュエリーガイド

ルベライト

最近では、マイナスイオン効果が期待できると言う理由から人気も上がってきたトルマリン。
日本では「電気石」と呼ばれ、常に微弱な静電気を放っています。
そのトルマリンの中でも、美しい赤色をもつモノがラテン語の赤を語源にルベライトと名づけられました。
かつては、ルビーの代用品とされたこともあるルベライトですが、ルビーに比べると赤が強く、やや紫がかった赤という印象があります。
ルベライトより、もう少し色が薄く、パステルカラーになるとピンクトルマリンと呼ばれるようになります。
ルベライトの評価ポイントは、赤い色が濃いほど評価を上げていきますが、濃くなりすぎて黒ずんでくると逆に評価を落とすポイントとなってしまいます。
更に透明感も重要です。
他のトルマリン同様に、キズの少ないもの、内包物の少ないものが評価ポイントをあげていきます。
主な産地は、ブラジルとアフガニスタンが中心となっていますが、質が高いと評価されるのはブラジル産の方です。

コラム

ルベライトと同じトルマリンの仲間で、人気になっている宝石があります。
空と海の青が融合したような、鮮やかなブルーの宝石のパライバトルマリンです。透明度や色味の個性から受ける総合的な印象があまりにも強烈だったため、宝石の世界では独立した名称を勝ち取ってしまったパライバトルマリン。
しかもこの宝石が世に出回るようになったのは、1989年。
ブラジルのパライバ州にある鉱山から発見されたことから、パライバと名づけられました。
色相はブルーの中でグリーンを併せ持つものから、深いブルーのものまで、微妙な色の幅がありますが、中でもトルコ石のようなテリのあるブルーのものは、特に評価も高くなります。
また、透明感が高く、鮮やかな輝きを放つものほど、より評価も高くなっています。
このパライバトルマリン。
ブラジル産のものは年々採れなくなってきており、アフリカのナイジェリア産のものが増えてきていますが、ブラジル産のような鮮やかなブルーに輝く一級品はごくわずかしか採れていません。